成人向け同人誌についてのお願い

(有)スズトウシャドウ印刷

 同人誌は、ご自分の作品を冊子にして多くの人に手に取っていただき、楽しんでもらったり、評論していただいたりする自費出版活動です。
 皆さんが描いた原稿はそのまま本にしたいと思っていますが、当然制作者としての責任が自動的に発生します。特に成人向け同人誌については「出版物作成」に伴ってくる社会的責任を曖昧にしますと、不当な誤解を受けたり、その誤解にもとづく社会的制裁を受けたりするかもしれません。
 社会人としての自覚にもとづいて、弊社の提示する以下の事柄について考え、理解し、実行していただくようお願い申し上げます。

1.表紙に「成人向け同人誌」であるこを明確に表示してください。

 これは単に「入っていれば良い」という問題ではありません。「未成年の方にはお売りできません」というきちんとした作者の意思表示です。その意味で誰にでも成人向けということがすぐ理解できるように表記してください。
 デザインに埋もれてしまっている表記、裏表紙(表4)に入れている場合はその役割を成していない事を理解してください。

2.奥付を必ず入れてください。

 最近は奥付の入っていない同人誌が見受けられます。これもまた社会的責任を負う同人誌活動にとってあってはならないことです。責任の所在の明確化はどうしても必要です。
 一般的に奥付としては、発行年月日・発行者名・印刷所名等が必須の項目ですが、昨今では「個人情報」を守る意味から本名や住所は直接表記しません。
 そこで、同人誌については以下の項目の記入をお願いします。

・発行年月日
・ペンネーム、メールアドレスまたはホームページURL
・印刷会社 (有)スズトウシャドウ印刷

 これで作者に連絡したいときにウェブからコンタクトを取る事ができます。

3.修正作業について

 どこまで修正したら良いかは、ストーリー性、モノクロかカラー印刷か?等々、多様な評価点があるため何とも言えません。弊社では出来るだけ皆さんの原稿をそのまま本にしたいと思っています。
 しかし、その内容が公序良俗に反するもの、法律に反するものは「印刷・製本」することは企業としてできません。
 重要な事は「修正意思を明確に表現すること」です。
 ワイセツか否かの判断は貴方がするものではなく社会的な判断です。この社会的な判断に対しては、曖昧な修正方法やごまかしの含みを入れた脚色修正方法は、なんの有効性もありません。はっきりと「黒」で修正しましょう。

4.修正が足りないと思われる原稿の扱いについて

 いったん原稿をお返しして「作者に修正をお願いするべき」と考えますが、納品日に間に合わないと思われるときは弊社の判断で黒または白の紙を貼り(データの場合は黒ベタまたは白で)修正してしまいます。
 これでも即売会主催者がどう判断するか、当局がどう判断するかは別問題です。
 さらに弊社で修正したことによって、作者の表現したかったものが台無しになってしまうかもしれまんせんが、いずれの場合でも弊社では責任を取れません。
 成人向けの作品を弊社に入稿された場合は、これらのことを十分に納得・了承して頂いた上での入稿であると判断いたします。

 以上、よろしくお願いします。